石川啄木記念館2022年10月16日

今日は、小学校の授業で習った、石川啄木に興味を持った長女が、「石川啄木記念館」に行きたいと言うので、興味がある今がいろいろ吸収する時だと思って、連れて行きました。
小学校には記念館の学芸員の方も来て、生い立ちからすごく詳しく説明頂いたそうです。

私も何十年ぶりかの訪問です。
10年位前の長女が生まれる前に、妻と一緒に函館旅行に行った時に、函館の「啄木小公園」や「啄木浪漫館」にも訪問しました。
旧渋民村(現盛岡市渋民字渋民)までは、盛岡市街地から車で30分程度で着きます。
懐かしい。
長女に偉そうに解説しながら、グルッと回りました。

そして、隣接している啄木の父が住職を務めていた宝徳寺にも訪問しました。
長女は学芸員さんの受け売りで、「啄木は、このお寺に来ていた啄木鳥(きつつき)から、啄木って名前にしたんだよ」とか、自慢気に話してました。

その後も、移設した啄木が務めていた「渋民尋常小学校」の校舎をじっくり見て回りました。
啄木がそこにいるような感じがします。






そして、教師時代に住んでいた下宿も移設されており、古き良き日本住宅を感じさせてくれます。





啄木も妻の節子も20代の若さでこの世を去りますが、短い人生の間に残して頂いた啄木の作品は、今でも多くの人の心を揺さぶります。

不来方のお城の草に寝ころびて 
空に吸はれし 十五の心

ふるさとの山に向ひて言ふことなし
ふるさとの山はありがたきかな

やはらかに柳あをめる北上の
岸辺目に見ゆ泣けと如くに

ふるさとの訛なつかし停車場の
人ごみの中にそを聴きにゆく

戯れに母を背負いてそのあまり
軽きに泣きて三歩歩まず

「一握の砂」は何度も読みました。
故郷を思う、母を想う気持ちが痛いほど伝わってきます。

次は、「宮沢賢治」かな?長女さん。

今日は、午後からちょっとだけホールさんへ行けましたが、なかなかな稼働でした。
来週ご報告致します。

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