「がん」と宣告された日のこと ― 2019年12月15日
【10年前】
もう、10年以上前のお話です。
私はずっと、左の肩に違和感を持っていました。
いつの頃からか、不自然に盛り上がってきていて、妻にも「一度病院で診てもらったら?」と言われてました。
「花の慶次」が大好きな私は、左肩を見るたびに、「岩兵衛」みたいだなぁ…と呑気に考えていました。
注)岩兵衛は、主人公である前田慶次の部下で、七霧の里に住んでいた頃、川を利用して腕の力だけで木材の運搬を行っており、左肩が異様に盛り上がっているというキャラでした。
ふと鏡を見た時に不安になり、総合病院の整形外科を受診しました。
そこでは「四十肩と脂肪腫みたいなものでは?気になるようだと専門医を紹介しますよ。」とのことで、何か拍子抜けしました。
でも、ちょっと不安になって、評判の良い開業医にも行ってみました。
朝一で行ったのですが、すごく混んでいて、診察できたのはお昼前くらい…触診してすぐにおかしいと思った先生は、MRI を撮って診察。
じっとMRIの画像を見ていた先生は、「大学病院の先生を紹介するので、そちらを受診して下さい。早い方が良いので、ちょっと待って。」と言って、大学病院に電話をし、「紹介状」と「MRIの画像」を準備して、翌日受診できる様に手配してくれました。
翌日、朝一大学病院に行きましたが、こちらの先生も人気の様で、受診できたのはお昼過ぎでした。
後に私の主治医となる先生は、MRIの画像を見てすぐに、CTの撮影を指示しました。
「組織を取りたいので、切開したいと思います。」とベッドに私をうつ伏せにして、エコーを使い、左肩をじっくり見ながら処置を始めました。
「ここがブツで、血管はここか…」等と看護師さんと会話する声が聞こえてきました。
かなり、不安になりました。
「2週間後に組織検査の結果が出るので、ご家族と来院してください。」
な、な、なんだぁ~!
何が起こっているのか、全くわかりませんでした。
家に帰って妻と話をして、夫婦共々、あんま良くない状況かな?というのは、感じました。
2週間後に大学病院で言われたのは、「骨外性粘液軟骨肉腫」という診断結果でした。
何度も聞き返すほど、全く耳慣れない言葉でした。
そして、続けて先生の口から「準備して、明日から入院して下さい。検査しながら、治療方針を決めたいと思います。」と話されました。
さらに衝撃だったのは、「奥さんも聞いておいて下さい。これから検査をして手術等の計画を相談しますが、最悪左腕が残らない可能性がああります。」という言葉でした。
腫瘍の場所によって、血管や神経をきれいに残せるか微妙な感じでした。
妻は「腕だけは…」と先生の言葉にすぐに反応しました。
まだ、子供ができていなかった我々にとって、子供を抱っこするのが近い将来の夢でした。
先生は冷静に「命、機能、見た目の優先順位で治療を行いたいと思います。まずは命が最優先です。」と我々の目を見て、ゆっくりと話しました。
何となくここで、私の覚悟は決まったような気がします。
まずは、妻のため、自分のために、どんな姿になっても生きようと!
長くなってしまったので、検査や治療の入院生活は、また後で綴っていきたいと思います。
【現在】
今日の稼働結果はこちらです。
1台目 大海物語4
投資 2436玉+5,000円
回収 0玉
回転 20.2回転/232玉
通常 410回転
初当 1回
大当 1回
1R獲得 118.5玉
期待収支 2,300円
今日も確率分母内ギリの315回転目のサメさんで初当りを引いて、単発終了。
ここ最近、フグさんとサメさんが友達です。
辛い…。
もう、10年以上前のお話です。
私はずっと、左の肩に違和感を持っていました。
いつの頃からか、不自然に盛り上がってきていて、妻にも「一度病院で診てもらったら?」と言われてました。
「花の慶次」が大好きな私は、左肩を見るたびに、「岩兵衛」みたいだなぁ…と呑気に考えていました。
注)岩兵衛は、主人公である前田慶次の部下で、七霧の里に住んでいた頃、川を利用して腕の力だけで木材の運搬を行っており、左肩が異様に盛り上がっているというキャラでした。
ふと鏡を見た時に不安になり、総合病院の整形外科を受診しました。
そこでは「四十肩と脂肪腫みたいなものでは?気になるようだと専門医を紹介しますよ。」とのことで、何か拍子抜けしました。
でも、ちょっと不安になって、評判の良い開業医にも行ってみました。
朝一で行ったのですが、すごく混んでいて、診察できたのはお昼前くらい…触診してすぐにおかしいと思った先生は、MRI を撮って診察。
じっとMRIの画像を見ていた先生は、「大学病院の先生を紹介するので、そちらを受診して下さい。早い方が良いので、ちょっと待って。」と言って、大学病院に電話をし、「紹介状」と「MRIの画像」を準備して、翌日受診できる様に手配してくれました。
翌日、朝一大学病院に行きましたが、こちらの先生も人気の様で、受診できたのはお昼過ぎでした。
後に私の主治医となる先生は、MRIの画像を見てすぐに、CTの撮影を指示しました。
「組織を取りたいので、切開したいと思います。」とベッドに私をうつ伏せにして、エコーを使い、左肩をじっくり見ながら処置を始めました。
「ここがブツで、血管はここか…」等と看護師さんと会話する声が聞こえてきました。
かなり、不安になりました。
「2週間後に組織検査の結果が出るので、ご家族と来院してください。」
な、な、なんだぁ~!
何が起こっているのか、全くわかりませんでした。
家に帰って妻と話をして、夫婦共々、あんま良くない状況かな?というのは、感じました。
2週間後に大学病院で言われたのは、「骨外性粘液軟骨肉腫」という診断結果でした。
何度も聞き返すほど、全く耳慣れない言葉でした。
そして、続けて先生の口から「準備して、明日から入院して下さい。検査しながら、治療方針を決めたいと思います。」と話されました。
さらに衝撃だったのは、「奥さんも聞いておいて下さい。これから検査をして手術等の計画を相談しますが、最悪左腕が残らない可能性がああります。」という言葉でした。
腫瘍の場所によって、血管や神経をきれいに残せるか微妙な感じでした。
妻は「腕だけは…」と先生の言葉にすぐに反応しました。
まだ、子供ができていなかった我々にとって、子供を抱っこするのが近い将来の夢でした。
先生は冷静に「命、機能、見た目の優先順位で治療を行いたいと思います。まずは命が最優先です。」と我々の目を見て、ゆっくりと話しました。
何となくここで、私の覚悟は決まったような気がします。
まずは、妻のため、自分のために、どんな姿になっても生きようと!
長くなってしまったので、検査や治療の入院生活は、また後で綴っていきたいと思います。
【現在】
今日の稼働結果はこちらです。
1台目 大海物語4
投資 2436玉+5,000円
回収 0玉
回転 20.2回転/232玉
通常 410回転
初当 1回
大当 1回
1R獲得 118.5玉
期待収支 2,300円
今日も確率分母内ギリの315回転目のサメさんで初当りを引いて、単発終了。
ここ最近、フグさんとサメさんが友達です。
辛い…。
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